このコースも8回目となりましたが、今日はコンバージョンを獲得した後はどうすればよいのか、ということについて学んでいきたいと思います。
コンバージョンを獲得したからといって、そこでマーケティングが終わるわけではありません。誰かがあなたの商品やサービスに興味を持ち、コンバートしてくれたということは、まだそこにさらなるチャンスがあるのです。
【本日のコース概要】
コンバージョン獲得後のマーケティングとは?
コンバージョンを獲得した後のマーケティングとは、見込み客がコンバートした際に表示される「確認ページ」上でさらにマーケティングを続けるということです。リードジェネレーション用の確認ページはフォームに登録した後に表示されるページのことをいい、クリックスルー用の確認ページは取引が行われた後に表示されるページのことをいいます。
何故コンバージョン獲得後もマーケティングが必要なのか?
確認ページは新しく獲得した顧客にさらに何かを売り込む最適な場であるのにもかかわらず、あまり活用されていません。彼らはあなたのランディングページの目的であった「コンバージョンの獲得」に貢献してくれた、つまり、あなたが提供するものに対して好意を寄せてくれているということなのです。この機会を利用しない手はありません。
では、新しい顧客にさらにマーケティングするといっても、具体的にどういったことをすればよいのでしょうか?
リードジェネレーション用の確認ページですべきこと
コンバートしてくれたリードに対してその後どのようにマーケティングしていったらよいかは、その顧客となった人物が「どのように」コンバートしたかによって大きく変わります。ですので、次に行うマーケティングはリードがコンバートした際に起こした行動と関連のある内容である必要があります。
以下で、新しく獲得したリードに対してさらにマーケティングするための戦略をいくつかご紹介します。
リードジェネレーションページでの目的は何だったか? | 確認ページですべき、さらなるマーケティング |
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ブログやニュースレターを購読してもらう | 関連のある他のブログやニュースレターの購読をお勧めする(これらのブログやニュースレターの発信者には相互リンクをお願いする) |
eブックをダウンロードしてもらう | その他の関連コンテンツのダウンロードを勧める |
旅行のパンフレットをダウンロードしてもらう | 時間に限りのある特別オファーへ誘導する |
ウェビナーに登録してもらう | 関連するeブックをダウンロードしてもらう |
販売担当者からの電話を希望してもらう | 「よくある質問」を紹介しておく |
オンラインデモに登録してもらう | アカウント開設無料などのサービスを提供する |
ライブイベントに登録してもらう | イベントのプログラムなどをPDFでダウンロードしてもらう |
新しいプログラムが開始される際にお知らせを受け取ってもらう | ソーシャルメディアでフォローしてもらう |
【覚えておこう】
初めのうちから新しく獲得したリードにマーケティングを行っておくことで後にオファーするものも受け入れてくれる可能性が高くなるでしょう。
4.eコマース用の確認ページですべきこと
eコマースの専門家であるGet ElasticというサイトのLindaは、商品を購入してもらった後に表示される「ありがとうございました」のページをどのように活用するか、アドバイスしています。
新しく顧客になってくれた人たちに、以下の行動を促しましょう。
アカウントを作成する
アカウントを作成してもらうことで、顧客は次回買い物をするときに同じ情報を入力する手間が省けます。あなたにとっても顧客のメールアドレスを獲得する良い方法となります。顧客にアカウントを作成することの利点を忘れずに伝えましょう。
買い物を続ける
商品を買ってくれたばかりの顧客には、関連する商品を勧めるとよいでしょう。Amazonのように、「この商品を買った人はこちらの商品も購入しています」という感じにするとよいでしょう。次回購入時に使えるクーポンなども提供しましょう。
メールリストにオプトインする
この機会を利用して、ニュースレターを購読してもらったり、新商品や特典などに関するお知らせを一早くゲットしてもらいましょう。
ソーシャルメディアで購入した商品をシェアする
人は何か新しいものを購入したときは気分が良いものです。その熱が冷めてしまう前に、ソーシャルメディアでシェアしてもらうようお願いしましょう。例えば「my john Grishamという新しい本を買いました http://linktothebookpage.com(本の販売ページのリンクを貼ってもらう)」などというツイートしてもらうのが良い例です。
アンケートに協力してもらう
購入のプロセスに関するアンケートに答えてもらい、今後のABテストなどに活かすとよいでしょう。
【覚えておこう】
商品やサービスを購入してもらったからといって、そこでセールスが終わるわけではありません。常に顧客にオファーし続けるのです。
顧客とのやり取りは、顧客側が止めるまで続くのです。従って、マーケティングはずっと続けていかなくてはならないのです。